地名の由来


龍ヶ崎市の名前の由来には諸説あります。

龍ケ崎市歴史民俗資料館の資料によると、「これだ」という確固たる定説はないそうですが、古文書や伝説などから推測するとこのようなことが考えられるのだそうです。


1.竜巻が多い土地柄だったから
気象条件によっては竜巻が発生、猛威をふるうことがしばしばありました。川の水を巻き上げて天に届く竜巻の様子が「龍の昇天」を思わせ、「龍が立つ崎」=龍ケ崎となった、という説です。

2.龍が降ってきた地の先にあるから
千葉県の言い伝えに、「干害で苦しむ農民の祈りに応え、沼の主である龍が女に化けて現れ、雨を降らせる約束をした。女が立ち去ると大雨が降り出し、人々は助かる。この七日後、巨大な龍の体が三つに裂け、天から降ってきた。」というものがあります。

頭部・胴体・尾それぞれが落ちた場所のすぐ先にある場所だから「龍ケ崎」となった、という説です。

3.町の形が龍を思わせるから
江戸時代の学者・中山信名が記したとされる書物『新編常陸国誌』によると、故城の台地から稲敷台地に連なってそそり立つ形が龍を思わせるから「龍ケ崎」となった、という説です。

4.龍崎氏が治めていたから
龍崎氏は在地領主としてこの地方を治めた一族で、この領主の名前から「龍ケ崎」になった、という説です。

 

龍ヶ崎市の歴史

 

市の歴史

 

龍ヶ崎市松ヶ丘のコインランドリー